―――――――…。

あの、数か月に渡った殺し合い。

怨みに飲み込まれた子供の魂を清め、幻の宿があるべき姿を取り戻したその後。

あの日、森を抜けた先にあったのはとある田舎の村だった。
北から来た者、南から来た者、迷い込んだ理由すら多岐に渡っていたため、客達は少々の困惑はあったものの
元・超高校級の極道、鬼灯清十郎の庇護、援助を受けてそれぞれが日常へと帰っていった。

――あれから、1年。

季節は夏。猛暑だった。
雲すら隠してくれない太陽が燦燦と肌を焼き、けたたましく蝉が鳴き喚く。
ちょうど、盆の日に差し掛かるその日の夜。

かつて、あの宿に集められた客達は不思議な夢を見た



>>>一年後、夢の中で




アフター・続>>>皆様の生に幸あらんことを

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