―――長い、長い一日だった。

かつてこの宿で過ごした友と再会し、
かつて『主』と呼ばれた少年の素顔と向き合い、
過去を、未来を、現在を語り合った。
花火の光に包まれて、やがて意識が形を無くす。

目が覚めればまた日常が待っている。
変わりなく明日がやってくる。

貴方達が迎える明日は、その先の未来は、きっと良いものになるだろう。


>>>別れ

―――――――【灯美論破】完結

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