その夜―――


客達は、いつものように大広間に集められた。

赤い座布団を囲むように立てられた蝋燭の火。
その中に腰を据えるのも、これでもう3度目だ。

「…皆様、ようこそおいで下さいました。…席へ、お付きください」



>>>三章 裁判1日目
>>>三章 裁判2日目




続>>>[死者の回想 ろくにんめ、ななにんめ、はちにんめ、

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